病気がない状態ということではなく、精神の安定を含めて、体をベストのコンディションに持っていく方法を持っていることだと思います。
上の動画はアドリブを31コーラス、時間にして20分弾き続けるという僕のチャレンジですが、こうしたことができるのも、健康でいることができているからだと思っています。
音楽で生きることを決めたとき、僕は20歳でした。
子供の頃から音楽をしていた人たちとは違って、練習をするにも、体力がなければ続けることができませんでした。
どんなに素晴らしいテクニックを持っていても、どんなに素晴らしい感性を持っていても、体のコンディションがベストでなければ、パフォーマンスが落ちるだけでなく、精神が安定せず、降ってくるものを受け取れず、自分の魂の奥にあるものを引き出すこともできません。
それに気付いてから、僕は、食事の質をよくすることを人生の指針の一つにしました。
一人暮らしのときには自炊をして、できるだけオーガニックの材料を使っていました。結婚してからも、妻がとても気を付けてくれました。
これは、僕たちが田舎暮らしに踏み切った理由のひとつです。
吉野に来てからは、とても新鮮な野菜を手に入れることができるようになりました。
お米も野菜も調味料も、できるだけ近くで作られたを使うようにしています。
自分も庭で野菜をつくり、水は井戸水を飲み、今は自分の飼っている鶏の卵を食べています。
24時間、山の新鮮な空気を思い切り吸っています。
そうした生活を三年続けて、大阪にいたときよりも体力がついてきた気がします。コンサートでも途中で集中力が切れるということがなくなりました。
あとは睡眠を必ず8時間以上とるようにしています。
大阪にいたときは昼夜逆転生活で8時間以上眠ってさえいれば大丈夫と思っていましたが、日光を浴びてなかったので骨年齢が80歳になってしまってこれは失敗でした。
吉野ではしっかり日光を浴びているので、骨年齢も少しは若くなったと思います。
つまり今日も吉野に来てよかったという話です。
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