2022年10月21日金曜日

古民家の虫対策


 


山と田舎と古民家、この三つのキーワードから、僕が一番心配していたのは「虫」でした。

山にいる虫は大きいといいますし、毒虫もたくさんいます。

隙間の多い古民家は虫が簡単に入ってきます。

大阪の古民家に住んでいたときも、いつも蚊に刺されていたので、寝るときは蚊帳で凌いでいました。


蚊帳の中にいる間は大丈夫ですが、起きている間は足をいつも刺されて、足が血まみれになっていました。

大阪にいる間もこのようだったので、吉野では大変なことになるのではないかと思い心配していましたが、住んでみると、大阪にいたときの半分も刺されませんでした。

藪のような場所へ行けば、もちろん蚊に刺されますが、家の中にいるときは、大阪にいた頃ほど刺されることはありません。

理由はすぐにわかりました。

夜になると、僕の家の庭や裏にある田んぼでは蛙の大合唱です。

これだけ蛙がいるのですから、蚊もボウフラも全部食べられてしまうのでしょう。

秋になると、トンボもたくさん飛んでいます。ヤゴもトンボもボウフラを食べてくれます。

ドブがあるのに蛙もトンボもいない大阪は、蚊が増え放題に増えていたのだと思います。

都会は整備されて一見とても清潔に見えますが、自然のバランスが崩れていて、吹き出すものを科学の力で押さえ、それがまたバランスを崩してゆくという悪い循環が起きているのではないかと思います。

自然の良い循環の中で生きていることを実感できる吉野に来て、本当によかったと思っています。

だからといって田舎に怖い虫がいないわけではなく、引っ越して来たとき、アシナガバチが家にたくさん巣をつくっていて怖い思いをしました。スズメバチが家に入ってきたときも、生きた心地がしませんでした。

田舎でも都会でも、蚊だけでなく、ムカデや蜂も防ぐことができて安眠できるので、虫の対策には、僕は、とにかく蚊帳をおすすめしています。

上は安い蚊帳をリンクしましたが、高級な蚊帳は奈良の特産品だそうです。




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